先月、大根の味噌汁を作って食べた時に、調理員の先生から、「いろいろなだしをのんでみる?」と提案があり、だしの飲み比べをしました。
まず、調理員の先生から、保育園のだしには、かつをぶし、こんぶ、干ししいたけを使っていることを聞きました。
かつおぶし、干ししいたけ、こんぶを触ったり、匂いを嗅いだりしてみました。
かつおぶしの感触に「ふわふわー。」
こんぶの匂いを嗅いで「かみかみこんぶのにおい。」
干ししいたけは、「くっさーい。」と興味津々の様子です。
こんぶを鍋に入れて、だしを取ります。「こんぶ、おおきくなったー。」とびっくりしていました。
こんぶを取り出した鍋に干ししいたけを入れて、だしを取って取り出します。
「さっきのとちがうー。」と鍋に入れてだしをとると、しいたけの大きさが違うことに気づいて教えてくれました。
最後は、かつおぶしを入れていきます。
ぐつぐつと沸騰した中にふわふわのかつおぶしをたっぷり入れると・・・・・
どんどんぺっちゃんこになって・・・
湯気の中にきれいな色でいい匂いのだしができました。
「みんなが飲んでいるのは、こんぶ、干ししいたけ、かつおぶしの3つが入っているんだよ。」聞き、
それぞれのだしを飲んでみました。
①黄色のシールのこんぶだし
②青いシールの干ししいたけのだし
③3つが合わさっただし
の順に飲み比べてみました。
「こんぶのあじー。」「あじなーい。」「かつおぶしやー。」「いいにおいする。」
など、味やにおいの違いを感じていました。
干ししいたけのだしは、においや味が子どもにとっては苦手で強烈だったようです。
「おいしくなーい。」「きらい。」という子がいたり、思わず口から出てしまう子もいましたが、
いろいろなだしの味を知ることができました。
給食の味噌汁には、いろいろな栄養が入っていることを知り、お昼に味噌汁をいただきました。
味の違いや3つのだしが合わさっていることがわかるようにペットボトルを使ったり、
だしの中には、どんな栄養がはいっているかを聞いたりしました。
子どもの頃の敏感な舌で本物のだしの味を知ることを体験ができました。