山の木々が美しく色づき、秋の訪れを感じることが出来ます。
かんな組は11月に森のこども園に出かけました。
秋の森に胸を躍らせ、木に登ったり自然物を集めたり
それぞれが目的をもって活動を楽しみました。
そして、森で見つけた大きな木を園に持って帰ることに・・・
「この木を使ってブランコ作らない?」
「いいねえ!!」
とみんな大賛成で早速ブランコ作りに取り掛かりました。
すずらんテープ、あさひも、PPテープを見比べて、
PPテープをブランコのひもに選択しました。
「どこにぶらんこかける?」と園庭の中を何周もしていい場所を探りました。
「列車みたい♪」とみんなと一緒に歩くことが楽しい様子でした☺
ブランコをかける場所に選んだところは・・・スダジイの木!!
木に登ることが得意な友達を集って、協力してひもをかけました。
ひもを木にかけるのに手が届かなかったり、自分が登れる木の高さに限界が来てしまうと、
「私よりも○○君、登るの得意やった!!」と
さらに得意な友達を呼びに行き、一所懸命自分達で成し遂げようとする姿が見られました♪
「できたよ!」
完成するとまずは試し乗り。
このブランコが安全かどうかまずは保育者が試し乗りをしました。
試し乗りで何度か木の細い部分が折れ、最終的に一番太くて丈夫な部分が残りました。
自分達の手で完成させたブランコを見て満足そうな子ども達☺
年下の友達も集まってきました。
楽しく遊んでいた子ども達でしたが、途中で
「ブランコなのに背中が木に当たって痛いし、それにブランコできんから
あんまりおもしろくない。」と遊具とのブランコの違いに気付く子が出てきました。
そこで、もう一度ブランコの設置場所を子ども達と探ることにしました。
子ども達が選んだ場所は・・・・“砂場の天井”
「ここならブランコ出来そうやし、よさそう!」といい場所を見つけたことに
喜んでいた子ども達でしたが、砂場の天井を使うにあたって
「問題が起こりそうなこと」「どんなルールで遊ぶのか」
この2つを子ども達に投げかけました。
そして子ども達が出したルールは、
①先生の見守りでブランコを使う
②小さい組さんが来る前に取り外す
③順番を守る、並んで待つ
でした。
共通のルールができたところで、早速遊びが始まりました。
園庭にできたはじめてのブランコにドキドキ・・・
慎重に慎重に…揺らす姿が見られました☺
並んでいる時にはひまわり組の友達と、微笑ましい姿も見られましたよ♪☺
自分達で作った遊具は園庭遊びの楽しみの一つになりました。
自分達で考え作り上げる過程の中で、自分一人ではできないことでも
みんなで協力すれば成し遂げられるという経験が積み重ねられてきました。
困ったことが起きても、自分達で思いを伝え合い解決しようとするかんな組です。
子ども達の育ちを大切にして、今後も新しいことにどんどん挑戦していけるように
していきたいと考えています。
PS.園庭遊びの様子☆
雲梯に挑戦する子が増えてきました!
「もう全部渡れるよ~。」と見せてくれます♪
「ぶらさがり♪」
「逆上がり!」
出来るようになったことが嬉しい様子です。
水の線路づくり・・・
水が流れると「やった~~!!」と大歓声があがりました☺
虫探し☆
捕まえたちょうちょを見て、「ツマグロヒョウモンじゃない!?」と
じっくりと様子を観察・・・・
飼育ケースにお花の蜜を入れてあげる子ども達です☺
劇の登場人物になりきって園庭で遊んでいる子もいます♪
☆アスレチックの様子
天気がいい日は戸外での活動を大切にして、体を動かして遊んでいきたいと思います☺