朝晩と夏の暑さが和らぎ、少しずつ秋の気配が感じられる季節になってきましたね。
とはいえ、今年の日中は例年に比べて残暑が長引いている為、食欲の秋を感じられるのはもう少し先でしょうか・・・
秋が旬の野菜は、夏の疲労や冷たいものの摂りすぎで弱った胃腸を回復させ、冬に備えて体を温める働きがある栄養素を多く含みます。
(ごぼう、しいたけ、じゃがいも、里芋、さつまいも、チンゲン菜、しめじ、たまねぎ など)
今月の旬の食材は 『モロヘイヤ』です。
モロヘイヤはアラビア語で「王様の野菜」という意味です。古代エジプトで、どんな薬でも治らなかった難病の王様が、モロヘイヤのスープを飲んで回復したという話に由来すると言われています。ネバネバとした食感が特徴のモロヘイヤ。他の野菜と比較しても栄養価が高く、β-カロテン(皮膚や粘膜の健康を保つ働き)をはじめ、カルシウムや鉄分が豊富なスーパー食材です。
給食では 『モロヘイヤの卵スープ』 を提供しました。
モロヘイヤは油と一緒に摂ることで吸収率がアップします。スープにはごま油を加えて調理しました。
~9月の新しい献立~
『白ごまトースト』
たっぷりのすりごまと練乳の相性が良く、タンパク質・脂質共に豊富なトーストです。
『きなこクリームサンド』
クリームにスキムミルクを加えることで、カルシウムアップを図りました。
『手作りきなこおはぎ』
秋のお彼岸ということで、きな粉のおはぎを作りました。完了食、1歳2歳児の子には白米だけて炊いたお米をおにぎりにして、味付けしたきな粉をつけて提供しました。
『岩石揚げ』
ゴツゴツとした岩のような見た目に「これなに~?おもしろい」という声も聞こえてきました。味付けしたひじき、さつまいも、大豆の入ったサクサク食感のかき揚げです。
『BLTスープ』
「ベーコン、レタス、トマト、卵」のスープ。トマトの酸味が和らいで、レタスとの相性も抜群でした。ポイントとして、味付けには中華だしを使用しています。
『キッズヤンニョムチキン』
辛さはなく、味付けに味噌を入れることでコクがあり、子ども達にはとても人気がありました。
9月は新しいメニューを多数、提供してきました。
子ども達の食欲アップと、五感から興味を持ってもらえる給食を今後も提供していきたいと思っています。
10月の給食もお楽しみに!!